栄えある１位
ストリートファイター�競轡蝓璽此憤椰�多数）
やっぱね。ちゅうか、他の作品想像できた？ できねーだろ、そりゃ。
スト�兇�出た９１年は、スト�兇妨造蕕此△い蹐い蹐別昇逎◆璽院璽疋押璽爐�出た年。
８０年代後半のナムコラッシュも凄かったけど、この年はより沢山のメーカーが名作を出していたと思う。
グラ３の失敗以降、前年まで不作続きだった反動の中でこのゲームも誕生したのだと思う。
さてさて。
対人戦メインの対戦格闘ゲームとして大ヒットをとばしたこと、
ゲーム市場に格闘ゲームバブルをもたらしたこと、
多くのパチモンを生み出したこと、
後の対戦格闘ゲーム（２Ｄ）の礎となったこと・・・ｅｔｃ。
ま、きりがないわな。
しかし、なんと言っても、カプコンらしい、戦略性の高さが際立った作品である。
それがＣＰＵ戦においても、だ。
自分の記憶に寄れば、
このゲームが発売された当初、実際に対人戦はほとんど行われていなかった。
むしろ、ＣＰＵ戦が面白く、いかにクリアするのか、という点でのロングヒットだった。
壁になるのは、ガイル、バルログ、べガ。こいつらをどうやって倒すか。
筐体の前にはいつも数人の待っている奴が居た。
そうこうしているうちに、いかにべガを倒すかという、
プレイの美しさ、ギャラリーアピールが増えてきた。
サイコクラッシャーに昇竜拳ぶちかます、とかね。
この辺、いまのビートマニアみたいなところがあったと思う。
実際に対戦が流行り始めたのは、半年も過ぎてから。
マニア同士が口コミで、顔を突き合わせて、隣り合わせでやっていたのだ。
自分も、行き付けの店（中野駅前の「モナコ」という店でした）の常連に誘われて、徐々に対戦に填まっていく。
でも、最初は全然勝てなかった。
昇竜拳は自由自在に出せたが、連続技の概念すらろくに知らず、
春麗の高機動に振り回されて、何も出来ずに嬲り殺されていた。
練馬とか、あちこちで大会のうわさ が入ってくる。
尾ヒレとかも付いていただろうが（インターネットの無い時代である）、どの店にどういう強い奴がいる、
みたいなうわさが。
自分も学校帰りに友人とか連れて（半ば無理やりなところもあったが）、
明大前とか代々木とか新宿とか に遠征に乗り出すようになった。
冬の始め頃には、ガイル、ダル、春麗の３強 が固まり、ほぼ戦法が確立。
それ以外のキャラ使いもスペシャリスト化してこれに対抗していく。
めくりやキャンセル といった、今のシステムは、こういった中で開発された。
リュウは結局、足払いのリーチの短さ、ジャンプ攻撃に対する対策が進んだこと、がネックになった。
実際、春麗戦で鳥かごにされるのは、リュウの方。立ち中Ｋの悪夢・・・。
某誌では「史上最弱の主人公」とまでこき下ろされ。
しかし、連続技の一発逆転性ゆえに魅力も多い。
通信対戦台が登場したのは９１年冬ぐらいだったと思う。
明大前が発祥の地と聞いたことがある。
これによって、知らない奴と戦う機会が増えた。
初心者が増えたのでネギカモが増えた、ぐらいの感覚だったかもしれないが。
年を越えて、どのキャラも大体の戦法は確立。
しかし、２月の半ばぐらいから、ある致命的なバグが新宿あたりを起点にして広がり始める。
真空投げ。
ガイルがレバー入れ強Kの間合いで、すべての相手キャラを投げることができる。
昇竜拳上昇中のリュウ、金網に張りついたバルログなど、相手の状態にかかわらず投げることが可能。
あまつさえ、ダウン中の相手まで。
真空投げ→真空投げ→真空投げ・・・。ガード不能の無限コンボ。
このころ、相手に技をガードさせて投げる、投げはめという戦法 に対する批判が強まる。
最初は「やめよう」程度だったらしいが、何時の間にか「やめろ！！」の方向に。
理由は、仕掛けた側のタイミングが完璧なら、いかなる手段でも返せなかった点。
投げはめ→投げはめ→投げはめ・・・が永久に可能。
とくに機動力が高い春麗やガイル、投げ間合いの広いダルが強力。
これに真空投げが加わるとゥBそりゃ、やられた側は怒るわ。
気がつくと、強制的なマナーに変わっていた。
各地で乱闘騒ぎ があったし、
間違えて投げはめをした場合は一回わざと投げられる、とかゲーム代払う、なんてことも
（実際に何十回もあった。）
以後、バーチャファイターがヒットするまで、この慣習は当然のものとして広く流布。
現在でも当て投げを怒る人がいるのは、ここに由来。
実は俺も結構、いや、完全に、こっち側の人間。サードは随分慣れたけど。
しかし、このゲームの凄かった点は、今見たらどんな詐欺くさい戦法が流行っても、どのキャラクターにも、
それぞれの愛好者（プレイヤー）が存在し、プレイが続けられたこと。
それだけの熱気があった。
４月の半ばにはアッパーバージョン、スト�競瀬奪轡紊�登場したが、それでもなお、スト�兇梁仞錣眤海韻蕕譴拭�
ガイルの歩きサマーなどのテクニックも、ダッシュ以降に開発されたもの。
そして、この作品の大ヒットを受け、スト�競瀬奪轡絨聞漾�数々のパチモン が誕生する。
初期作品では、富士山バスター、竜虎の拳、餓狼伝説２、ワールドヒーローズ、などなど。
ほどほどのヒットを飛ばすものもあったが、３ヶ月ともたなかったと思う。
しかし、その中で独自の路線を見出したシリーズも出てくる。餓狼やサムスピなど。
リュウ に対して、リョウ。
日系人で胴着着て空手系の技が主体。
波動拳昇竜拳竜巻旋風脚もってて、ライバルは同門の外国人。
いくらなんでも、そりゃマズイだろ。
ダンがＳＮＫの著作権侵害？ 馬鹿言っちゃいけねえ。
ダッシュは四天王が使えること、および各キャラクターのバランス調整がメイン。
しかし、べガがサイコクラッシャーを使用した投げはめ が極端に強いことが発覚。
スト�兇鉾罎戮譴亟�分ましなものの、やはり、べガの側のタイミングが完璧ならば・・・
さらに、ダブルニープレスがらみの永久ガードが発覚。
そして、対抗馬ガイルもまた、強烈な強さを発揮しはじめる。
ターボは、べガ、ガイルを弱体化させ、スピードアップ、マイナーチェンジ。
ここで、今まで下位グループのリュウ、ケン、ザンギ、バイソンが暴れ始める。
とくにザンギ。足払い無敵のラリアットはいくらなんでも。
リュウは小足がらみの同時押し連続技が広まり、竜巻の下降中無敵 が詐欺くさかった。
しかし、人気は下り坂であったにせよ、かなり長いことプレイされつづけた作品でもある。
スーパースト�兇砲覆辰憧霹廚�ＣＰＳ２になる。
４人の新キャラの追加、マイナーチェンジ、スピードダウン。
問題は、同じ作品で、４つ目の調整版であること。
さすがにマンネリ感は否めない。
ここでＳＮＫが立て続けにサムスピ、ガロスペを投入。
ここに、ＳＮＫ黄金時代が到来。
最終作、スパ�僑悗呂錣困�半年足らずでリリース。
今でもプレイされつづけ、ドリームキャストの通信対戦ラインナップにも追加される。
当時、バランス面でも問題が指摘されたが、いまなお研究は続けられているそうだ。
SNKの超必殺技や投げ返しなどのシステムを導入し、グラフィック、技も追加が多いのが魅力。
さらに、スーパー時代の性能のキャラも選択可能で、隠しキャラ、豪鬼も登場した。
これまで、俺の記憶を元に、ざっと振り返ってみたわけですが。
とにかく、熱い時代だったことは確か。
しかし、その源泉はゲームバランスがどうの、キャラ差がどうの、そういう無粋なことではなかった。
スト�兇凌裕い蓮�
自分のキャラを思いのままに動かして、見ず知らずの「人間の」プレイヤーを倒す、
結局はその点に尽きたと思うのだな。
実際、以後の、スト�兇防づ┐垢訖裕ず酩覆蓮▲弌璽船磽押▲咫璽肇泪縫△世韻世隼廚Α�
つまり、俺がこの作品を１位にしたのは、格闘ゲームだから、ではなく、
すべてのゲームの中で、その登場が、
俺に一番鮮烈な印象を持たせた作品だったからなのだ。