１５位、ストライダー飛竜１、２ （ＰＳにカップリング移植、他多数）
８０年代後半にＣＰＳシステムで登場した、マリオタイプの横スクロールアクションゲーム。
近未来の世界を圧倒的な軍事力をもって支配する男、グランドマスター。
忍者を前身とする暗殺、諜報のプロフェッショナル組織ストライダーズ、その最強の男、飛竜 が
グランドマスター暗殺のため、立ち上がる。
ま、要は、未来忍者モノ。
このゲームの評価が高いのは、スト２が評価されたのと同様、
さまざまなアクションパターンが用意され、それがクリアのために必要とされていた点。
さまざまな局面を打破するために、
壁張り付きによる移動、スライディングしながら敵を撃破、坂道を猛スピードで駆け下りて断崖絶壁を飛び越える、
重力反転装置付の部屋での戦闘、などをこなさなければならない。
もっとも、それゆえパターン化（ハメ）が強いゲームでもある。
格闘ゲームに出演しても、ウロボロスでハメまくり のようだが。
「気にするな、これがプロとアマの差だ」
そりゃ、リュウなんかじゃ勝てねえって。相手プロなんだから。
また、非常に「バイリンガルな」（笑）デモシーン（１のみ）がかっこいい。
グランドマスターや賞金稼ぎは英語、トンプーは中国語、飛竜は日本語、アマゾンの原住民は謎の言語（笑）
２はさらに現代風に洗練されたアクションゲームになっている。（昨年暮れに発売）
ダッシュが加わったことでよりシャープな動きが可能になり、より忍者っぽくなった。
グランドマスターについたストライダー、飛燕も人気を博しているようだ。
予断であるが、２の飛竜の声はかなりナイスキャストではないか。
キリコ・キュービィを使うとは思わなかったぞ。
恐らくは全カプコンキャラの中で最強の男。
１４位、ウルフファング（ＰＳ、ＳＳに移植、廉価版あり）
ロボット物アクションシューティングゲーム。
このゲームのウリは、なんと言っても自機を４箇所、４種類のパーツを組みあわせて、
６４通りのロボットを作成してゲームを始める点。
攻略方法はある程度共通ではあるが、プレイヤーのこだわりがゲームに反映される。
渋味な悲壮感漂う戦争物のストーリー が展開され、主人公は１部隊の兵士に過ぎない。
その世界観が色濃く出ていた点がマニアックな人気を博した。
途中、２箇所で、どの作戦に参加するのかの分岐 があり、難易度、結末も変わる。
選択した作戦ごとにオペレーターの女性から作戦内容の説明があり、部隊の生存率 が表示される。
この演出が泣ける。
最初の頃は６０％以上生き残っていた味方が最後の頃になるとヒトケタにまで減少。
ゲーム的に面白かったのは、ロボットが撃破されても、主人公は脱出して、
生身で戦闘を続行 する点。
敵前逃亡は許されないらしい（笑）
武装は貧弱だが、あたり判定も小さいので、ボス戦以外はある程度何とかなる。
３つのパーツを回収したら、装備最弱の状態ではあるが、ロボが復活する！
このあたりは気合。
悲しいかな、このゲームもスト２ダッシュ時代に発表され、すぐに姿を消した。
それでも家庭用に移植されたのは、ゲーム自体の出来の良さがあったればこそであろう。
１３位、レイフォース（ＳＳ、ＰＣに改題「レイヤーセクション」）
独特の世界観で勝負するタイトーシューティングの近代作品。
地球を管理するコンピューター、コン・ヒューマンの暴走によって人類は地球を追われ、
辺境の惑星にまで追いやられる。
人類存亡の危機に、人類は、
残されたのすべての兵力と、この作戦のために用意された女性サイボーグが乗る戦闘機をもって、
コンピューターに機械化されてしまった、地球の破壊を決行する。
このストーリーに合わせてゲームは進行していく。
二面後半では作戦のために囮となった味方が、敵艦隊に撃沈されていくシーンがある。
自機が大気圏を無事に突破するためだけの囮となって。
自機が敵艦隊にいくらレーザーを叩き込んでも、数の暴力の前に・・・。
こういった気配りのある演出が、プレイヤーを先に進ませようと意欲を掻き立てたのだ。
ゲーム的には、ロックオンシステムを採用。
解りやすく言えば、「ゼビウス」
空中の敵と、地上の敵を別々の攻撃で撃沈していく必要があった。
マニアックな得点システムも話題に。
１２位、ワルキューレの伝説（ＰＳ、ＰＣ等に移植）
ファミコンで人気が出たアクションＲＰＧを、ゲーセンでＲＰＧっぽいアクションゲームにしたもの。
８０年代後半の、ナムコ黄金時代最高傑作として名高い。
独特のコンピューターＲＰＧっぽい雰囲気を残しながらも、さまざまなステージを冒険していく。
途中でたくさんの魔法を覚えて使いこなしたり、回数制限のある魔法の武器をズールから購入したりと、
いまのゲームから見ても少々複雑かもしれない。
このゲームは、実のところ、当時としてみても他のＲＰＧっぽいアクションゲームに比べて、
とりたてて斬新なシステムを採用していたわけではないとおもう。
「モンスターランド」の完成度が高すぎたせいもあるだろうが。
強いていうと魔法の使い分けか。
しかし、今でも十分に見栄えするグラフィックや、ゲームとしてのテンポの良さ、起伏の飛んだステージ、
キャラの可愛さ（爆）などの完成度は、他のそれ系アクションと一線を画していた。
実際、それ以後でも、この完成度に迫る作品はカダッシュやＤ＆Ｄぐらいだろう。
予断ではあるが。
某雑誌のインタビューで、キャラデザイナーに、
「ワルキューレのスカートの中身」 に関する質問を。
ここで、デザイナーの
「たぶん何も穿いてないんじゃないかなあ」（爆）
の一言が物議を醸した。やれやれ。
１１位、ストリートファイターＺＥＲＯシリーズ（移植多数）
いや、好きだよ、ＺＥＲＯシリーズも。
ただ、アーケードゲーム暦長いもんで。
この順位は、俺的にもかなり上位で、妥当かと。
バンパイアなんか２０位以内入れなかったし。
言わずと知れた、スト２以前を舞台にカプコンお馴染みの格闘家連中がくんずほぐれつ。以上！！
これだけじゃダメ？ しょうがないなあ。
このシリーズのウリは、あくまでスパ２Ｘの正当な発展系である点だと思う。
�轡轡蝓璽困里茲Δ�マニアック過ぎない作り。これはこれで評価すべきこと。
ま、それでも一般人がついてこれるかどうかは怪しいけどさ。
個人的にはＺＥＲＯ２Ａｌｐｈａ かな。最高傑作は。一番バランス良さそうだし。
自分も相変わらずリュウやってたけど、強すぎず弱すぎず。
ただ、ひとつ嫌だったのは、オリコンシステム。
非常に解りやすく、使いやすいカプコンらしいシステムなんだけど、少々万能過ぎるところが。
とくにＺＥＲＯ３はオリコンあってのＺＥＲＯ３に。
Ｘ，Ｚ，Ｖと３つのイズムを用意したのは良いが、結局オリコンのＶのみが愛好される結果に。
ええ、自分はＸ使ってましたとも。
一応マルゲ屋の大会 で、大学時代に同期と、
準決勝、Ｘ−ｉｓｍリュウｖｓＸ−ｉｓｍケンを実現、さらに決勝でＶ−ｉｓｍ豪鬼を破った
のは、良い思い出かね。なあ？
あと、大宮アリーナで店員ダルシマー氏のＺ−ｉｓｍダルとの、一年に渡る死闘。
こちらも数々の名勝負。知らない人から、それ覚えてる、と言われたとき は感動しました。
なんだ、ＺＥＲＯ３も好きじゃん、俺。