３位、グラディウスシリーズ（移植多数、オリジナルも）
栄えある第三位は、グラディウスシリーズに決定。
なんといっても、横シューティングのありとあらゆる魅力に満ちている。
ダライアスを選ぶかグラディウスを選ぶか。
黒衣としての結論は、グラディウス。
このシリーズの魅力は、
かっこいいシャープな雰囲気のメカニック群と、どこか不気味さを湛えた有機生物群。
モアイを含めた、独特の面構成、雰囲気。
各ステージの障害物と、オプションを駆使した戦略性の高さ。
あるいは派手なパワーアップシステム。
こういった点が、８０年代中盤に完成していた。
それ以後の作品は、名作が多いけれども、マイナーチェンジに過ぎない。
すでに第一作目で共通のシステムが完成していた点が凄いと思う。
もっとも、ハデすぎる、しかもマニアックなパワーアップシステムは、かなりマニア向けのもの。
それでも、後にパロディウスシリーズが一般人にも広く人気を集めたのは、
カプセル回収→任意のパワーアップ
というシステムが、広く受け入れられた証拠である。
もっとも、２作目、サラマンダはその辺を意識したのか、パワーアップシステムを採用していないが。
第３作目、グラ２は難易度もそれほど上がらないまま、
よりグラフィックが綺麗になり、戦略性に飛んだステージ、複数の選択可能な自機が用意された。
この作品も大ヒットした。
グラ１に比べると、かなり面構成が多様化し、高速スクロールステージの導入など、ハデになったといえる。
自分はグラ２が一番好き。全部のシューティングゲームの中で。
１周わずか２５分ほどで、非常にテンポ良く進むこと、
オプションを使った攻略が面白かったこと。
ボスラッシュ面で、前２作の敵キャラと戦えたりして、サービス旺盛だし。
グラフィックも、今見ても十分綺麗なレベル。
なによりも、努力すれば何とかクリアできるレベル（俺にとって）だったことも。
グラディウスは４作目、グラ３でいったん完結する。
この作品、グラ２と比較され、実はかなり評価が分かれる。
格闘ゲームで言えば、ストＺＥＲＯと、スト３の差のようなもの。
グラディウス完全マニヤ仕様なのだ。
面構成は２を踏襲して、さらに複雑なものに。
音楽、グラフィックは大幅に強化され、オプションや障害物の戦略性も非常に高い。
選べる自機の種類、装備も増え、さらには３Ｄステージまで追加した。
サービス精神はさらに旺盛になり、
ラスボスの弾をくらうと、グラ１の１面やサラマンダの１面に飛ばされる、というイベントも。
非常に良く出来たゲームではある。
問題は、非常に難易度が高かったこと、一周するのに１時間ぐらいかかること。
よって、一般人はすぐにやめてしまった。
売りたかったら、ほどほどの難易度にすべきだったのだ。
（え、スト３？ ありゃ名作だって。俺はマニアだからね。アンタもだろ？）
自分も８面（植物面）ボスまで行ったきりだな。
ちなみに、スーファミ版の移植は、かなりマイルドな調整になっており、良く出来た名作でもある。
コナミはグラ�靴亮最坩文紂▲僖蹈妊�作品、パロディウスシリーズにシフト、こちらもかなりのヒット。
良く出来たゲームと、売れるゲームの違いを学んだのだろうな。
でも、正当なグラシリーズの続編を望む声は１０の歳月を経てかなえられた。
ＰＳ版のオリジナル、「グラディウス外伝」の高い評価を受け（ベスト版が出ているほど。買え。）
ついにゲーセンでグラディウス４ が発売された。
少々難易度が高めすぎたかもしれないが、やりこめばクリアできるレベルでした。
システム的にはグラ２を踏襲していた点も。
少し地味目でしたが、自分は高い評価をつけています。
アリーナのメガロでクリアしたら結構ギャラリーがついてくれて、目立ちたがりな俺様大満足。