大白衣、かく語りき@

 

白衣の友人Tとの会話。

 

T   「なあ、あずまんがで君が好きなキャラって何?」

白衣 「うーん、やっぱり榊さんかなあ。だって、大きいし

T   「あれ、君って大きいの好きだったっけ?」

白衣 「いや、大きいのも嫌いじゃあないよ」

T   「ふーん、そうなんだ。よかった、

    ちよちゃんとかいいだすんじゃないかと思ってた」

白衣 「いいかね。大きいか小さいかはそれほどの問題ではない。

   真に重要なのは、(自分の大きさに)

  コンプレックスを抱いているかどうか

  なのだよ!!

T 「…だめじゃん」

 

 

解説

 

たしかに、大きいかどうか、それは重要である。

それは各人の好みであり、それについては敢えて問うまい。

 

しかし、大きいか小さいかという視点は、その女性の、

あくまで外見について見ているに過ぎない。

それ以上に重要なのは心の内面にある。

 

大きいか、小さいか。

その影には、

他の女性との、相対的な視点からの比較があり、

女性達の苦悩があり、そして複雑な感情がある。

 

ある者は他の女性と比較して、過ぎたる大きさに悩み、

ある者は他の女性と比較して、己の小ささに苦しむ。

その複雑な心情が垣間見えるとき、

漢の心を深く揺さぶる、

虹色の輝きよりも美しい萌えが生まれるのである。

 

 

『お兄ちゃん、真奈美の、真奈美のって小さいかなあ?』

                     ーファーストkiss☆物語よりー