具体的なブロッキングの仕込み方
ブロッキングの成否は、相手が対応した打撃技を出してくるかどうかにかかっている。
つまり、ブロッキングを仕掛ける側、自分の側からは、相手が打撃技を、@いつ、Aどこで、出してくるかどうか
を、あらかじめ先読しておく必要がある。
そのためには、ある程度、相手キャラが、どんな技を持っているかも知っておかねばならない。
相手プレイヤーのクセを読み取れるのがベスト。
こちらも単調になって、ブロッキングを相手に読まれることが無いように。
この辺は、はっきりいって、経験あるのみ。数多くの闘いをこなして、覚えていこう。
ぜんっぜん具体的じゃないね。
さてそれなら。
この@いつ、Aどこで、という相手の行動に対する読み、であるが、
発想を転換させて、相手のウラをかいて、自分の思う、@いつ、Aどこで、に技を出させることを考えてみる。
相手が打撃技を出したくなるような状況を、こちらから作りだしてやるのだ。
A、フェイントの後に仕込む。
たとえば。
相手をいったん転ばせて、起きあがりぎわに、わざと立ち強Pを空振りさせてみる。
ついでにブロッキングを仕込んでおく。
相手は強P空振りのスキを狙って、打撃技で反撃をしてくる。→ブロッキングに引っかかる。
てな具合に、相手の起きあがりなどに、フェイント(立ち強P空振り)を仕込んでおくのだ。
フェイントに使いやすい、そこそこスキの少ない技は。
立ち中P、しゃがみ中P、立ち強P、リープ、 →中P、投げ(空振りモーション) がオススメ。
できるかぎり相手の投げの間合いの外から仕掛け、相手の選択肢を少なくしてやろう。
ただし、あくまで、硬直時間をフェイントに使うだけなので、技の硬直時間に反撃を食らわないように!
ミイラ取りがミイラになっちゃいかんのだ。
B、連携の途中に仕込む。
たとえば。
→中Pをガードさせたあと、しゃがみ中Kという連携を、あらかじめ相手に仕掛け、意識させておく。
つぎに→中Pをガードさせたあと、ブロッキングを仕込む。
相手は→中Pをガードしたあと、打撃SAで反撃。→ブロッキングに引っかかる。
てな具合に、連携に組み込んでしまうのだ。
相手を隅に追い詰めたときの方が、ガードに対するノックバックが少なく、仕込みやすい。
ブロッキング後の反撃がしやすい位置で狙おう。
ブロッキングを仕込める連携など、無数にある。 すべてはプレイヤーのアイディアしだい。
ジャンプ攻撃や、弱攻撃、中攻撃などをガードさせた後の連携、と見せかけるのがオススメ。
これも、できるかぎり相手の投げの間合いの外から仕掛け、相手の選択肢を少なくしてやろう。
C、ダッシュした後に直接入力。(主に↓)
こういうのをゴリ押しという。「たとえば」もへったくれもない。
ただ、ダッシュの硬直を狙ってきた相手の打撃技を、ブロッキングしてやるだけ。
リスクは前の二つよりも、格段に大きいが、乱戦で仕掛けられると相手も結構びびる。
最後に。
ブロッキングを外したときは、出来る限り落ち着いて次の行動に移ろう。
投げ、ガード、GD、打撃技、逃げジャンプ、・・・etc 選択肢はいろいろある。