漢として生きる
よし、ここまでのことを実行できているならば、
お前には漢たる資格が与えられる！！
しかし、漢として生きるその道は険しい。
先にも述べたとおり、
漢の生き様はたんなるバクチによって示されるものではない。
黒衣流にいうならば、漢の定義とは、
�＿燭�を成さねばならぬ
��不確定状況において
��これに臆することなく敢然と立ち向かう者
であった。
それでは、漢になるために必要な要素は何か？
�‖臙世雰菽如�！
��躊躇しない行動力！！
�Ｎ�ち向かう勇気、不屈の闘志！！
悩むことは無い。
己を信じろ。
冷静に状況を判断し、針の穴のような隙を見逃すな。
チャンスは一瞬。悩んだら負けだ。
己の中で何かが閃いたとき、
魂を込めてレバーを回すのだ！！
魂を込めればきっと、奥義が繰り出せるはずだ。
そう、一番大切なのは小手先の技術じゃない。
お前の魂だ。
魂で奥義を繰り出すのだ！！
漢として生きること。
その生き様は難しい。
しかし、たんなるヒット確認では決して得られない、
危機に立ち向かう、最後の一発。
魂を込めた逆転の一発が相手を捕らえたとき、
一瞬の閃きは真実へと昇華し、
お前は、真の漢（おとこ）になる！！
最後まで諦めるな。
漢だけに許された奥義で、自分の運命を切り開くのだ。
では、どのような行動が求められるのか。
答えは簡単だ。
己が信じたとき、チャンスを逃さずぶっ放せばよい。
前のコラムとは違い、漢の行動をバクチに限定せず、
魂を込めた一発 に求め、
これを満たしていればいかなる行動であっても、
漢として行動したものと推奨したい。
これは極めて主観的な回答である。
より具体的には、
のこり体力0ドットで疾風迅雷や幻影陣で削り殺されそうになったとき、
夜行やエイジスでハメ殺されそうになったとき、
凡人ならばガードを固めて諦め、死を待つのみであるが、
お前が漢ならば、迷うことなく魂を込めた一発で、大逆転を狙うはずだ。
青く輝くフラッシュバックと共に、刻が止まったとき、
魂の真昇竜は相手を捕らえ、
大空へと飛翔しているはずだ。
今回はただの単発ぶっ放しに限定しない。
例えば、
ブロッキングからの魂をこめた逆転の中足真昇竜。
己の最後の読みを信じて放つ、逆転の対空の強パンチ真昇竜。
削り殺しに敢然と立ち向かう、最後の起き上がり昇竜キャンセル真昇竜。
しかし、他の技でワンクッション置いたとしても、
これは漢の生き様を示すに十分な行動ではないか。
魂を込めた一撃。
そこにはギャラリーをも唸らせる、浪漫性がこめられているはずだ。
漢の一撃は重い。
それゆえ、対戦相手を絶望に狩り立てる。
とくにユン、ヤン、豪鬼など、防御力の低いキャラにとっては、
死と隣り合わせの技であり、警戒されやすく、ヒットさせにくい。
とくにこちらの体力が少なくなればなるほど、逆転のぶっ放しは警戒される。
漢としてはいくら魂を込めても、空振りやガードされてしまっては意味が無い。
だから、迷わずぶっ放すとしても、ある程度の工夫は必要である。
以下、成功率を高めるために有効と思われる手段。
�‥蠅欧魴找�させてのぶっぱなし。
Ａ、ダッシュ投げを数度にわたって試み、グラップディフェンスを取らせておく。
ここで投げを見せかけて、ダッシュから真昇竜。
Ｂ、めくりジャンプ中Ｋから投げと見せかけ、真昇竜。
Ｃ、起き上がりに投げ、を数回仕込んでおき、タイミングを遅らせていきなり真昇竜。
�▲侫Дぅ鵐箸�らのぶっぱなし。
Ａ、相手の起き上がりに、投げや屈中Ｋなど、ある程度の隙がある技を空振りさせ、
反撃を誘って、真昇竜。
Ｂ、リープからの投げと見せかけ、空振り真昇竜。
Ｃ、弱竜巻を空振りさせ、相手の背後を取る。（ベストは相手の足払いをスカす）
そこで真昇竜。（ニュートンの店長さん曰く、『黒衣スペシャル』らしい…笑）
Ｄ、古典的な方法であるが、ジャンプで相手の後ろに周り、いきなり真昇竜。
とにかく、相手の虚をつくことが大切である。
迷わず行動しよう。下手に躊躇すると相手は射程距離外に逃げてしまうことが多い。
ぶっ放しの成功率は、間違いなく高めることが出来る。
それには実戦での訓練が必要だ。
まず、
自分が「これならば、まずヒットするだろう」
と信じる状況でぶっ放すこと。
時にはヒットし、時には外すだろう。
しかし、繰り返しているうちに、お前が「外す」ポイントが見えてくるはずだ。
しだいに感が冴え、チャンスとみなすべき状況がわかってくるはず。
経験をつめば、成功率も上がるはずだ。
絶対にヒットしない、そういった状況では絶対にぶっ放さない。
どんなピンチであっても、信じていない状況でぶっ放しても、自滅するだけだ。
ふぁいとっだよっ。
補論
『暴れ』と『漢』の違いについて。
暴れによるＳＡのぶっ放し。
これについてはこのＨＰよりも遙に有名なＨＰがあるため、
その合理性については広く知られているところである。
ともにぶっ放しを推奨しているが、
両者には目的に根本的な違いがある。
暴れ、とは「勝つための合理的な戦略、戦術」であり、
漢、とは「漢としての生き様を示す浪漫、美学」である。
暴れは勝つための合理的な手段であり、いかなる状況であっても、
勝つために躊躇なくぶっ放すことになる。
これには黒衣も合理的な勝利への戦略として賛同するところである。
しかし、漢であることは浪漫や美学であり、ぶっ放す状況、
漢としての生き様を示すシチュエーションを選んでぶっ放すことになる。
ピンチのときまでゲージを温存する（笑）といった工夫も必要かもしれない。
両者は手段を共有しつつも、目的においては違うのである。
補論２
事故、という言葉がある。
漢自身が想像もつかなかったぶっ放し（おそらくは操作ミス・・・笑）が、
しかも相手にヒットしていた場合だ。
このようなとき、対戦相手は、
「事故だよ、事故。しょーがねーなー。」
などといちゃもんをつけてくるはずだ。
しかし、お前は恥じることは無い。高らかに宣言すればよい。
「そうとも。神が俺を選んだのだ！！」
人間、開き直ることも大切である。
あるいは漢たるもの、観客の夢を裏切らないことも重要だ。
「フッ、総て読めていた」
クールに、さりげなく返すのがポイント。
間違っても、「おおっ」とか自分から驚いて自爆してはいけない。
さらに。
「俺の操作ミスを読めなかったお前が坊やなのさ」
わざと自爆して、そのあとの試合で相手に操作ミスを警戒させる、という手もなくも無い。
いずれにせよ、操作面もある程度は練習しておこう。