ユン
インプレッション
香港の若きリーダー。「街を守る」責任感は強いが冷静な弟のヤンに比べ、口より先に手が出るタイプ。「理想郷」計画を推し進める秘密結社と、世界の支配者、ギルと対峙する。
個人的にはあんま好きくない。結局は幻影陣なキャラ。
言い訳度数 ６〜８
強い。某誌がなんと書こうと。雷撃蹴からの攻めはやはり強いし、隅でめくられれば連続技にもなる。近距離戦ではスキの少ない通常技が冴え、ＳＡ３で浮かされれば、超絶コンボ。
リュウ側は、転ばせてからの起き攻め命。
解説
遠距離戦
ユンは近距離戦を得意とし、リュウ側も距離を詰めるぐらいしかない。気をつけたいのは鉄山コウ。ガードされても反撃を受けない、インチキな突進技。また、ＥＸ版は飛び道具スカシ能力があるので、波動拳、ＥＸ波動拳は控えめに。
中距離戦
鉄山コウや雷撃蹴の間合い。雷撃蹴は遠立ち中Ｐや強Ｐ、強Ｋで反応して落とせる。昇りジャンプ攻撃も良い。
ただし、遠目の間合いから雷撃蹴は、上級者になればなるほど、頻度が少ない。
ユンのしゃがみ中Ｋの判定も以外と強く、隙が少ない。
地上戦に持ちこむにあたっても、しゃがみ強ＫはガードされるとＥＸ鉄山コウで反撃を受ける。また、しゃがみ中Ｋもジャンプでかわされると、雷撃蹴の餌食になる。出しどころを考えよう。とはいえ、ユンが地上戦得意なキャラというわけでも無い。単調にならないような攻めを展開したい。
いったん転ばせることを目的として、ダッシュからの投げ、しゃがみ強Ｋやしゃがみ中Ｋ竜巻をねらっていきたい。
ゲージに余裕があれば、しゃがみ中ＫＥＸ波動拳や、ぎりぎりの距離からのＥＸ竜巻なども有効。
主眼はあくまで、いったん転ばせてからの起き攻め。
近距離戦
もっとも避けたいユン側の雷撃蹴ラッシュの間合い。
立ち中Ｐからのコンボやしゃがみ中Ｋなども冴える。とにかく距離を離すか、転ばせて、相手の攻めを途切れさせたい間合いだ。とにかくユンのしたい放題な状況を止めることを考えよう。
雷撃蹴の主な使い方は、
�〕觀盻海鬟劵奪箸気擦討�る正攻法
�▲�ードさせずに着地して、Ｎ択をしかける
��めくり雷撃蹴をからめた、めくり二択
だいたいこの３つに収まるはず。
これに対して、一番望ましいのは、雷撃蹴を昇りジャンプ攻撃などで落としてしまうこと。
相手がジャンプしてきたら、すかさずこちらもジャンプ中Ｐ、中Ｋ、などで落とす。
状況によって上方向、横方向を使い分けられるとベスト。後ろにスペースがあるなら逃げジャンプ中Ｋがいい。
しかし、万能ではない。ユンには横方向に強いジャンプ強Ｋ、下方向に強いジャンプ中Ｋがある。
次に望ましいのは、雷撃蹴を確認してから対空で落とすこと。
角度の浅い斜め上方向からならば、立ち強Ｐ、中Ｐ、中Ｋなどが有効。
問題となるのは、
Ａ、角度の深い、ほとんど真上方向からの雷撃蹴
Ｂ、起きあがりに重ねられた雷撃蹴
である。この場合、まえに挙げた、� 銑�の目的で使用してくるため、ものすごく対処方法が難しくなる。
以下、具体的な対策。
�〕觀盻海鬟劵奪箸気擦討�る正攻法
出来ることなら昇竜拳で落としたい。
しかし、空中ＢＬのシステムがあるから、ユン側は必ずしも雷撃蹴に頼った対地攻撃を仕掛ける必要は無い。したがって、空中ＢＬを警戒すると、いつも昇竜で落とすわけには行かない。
理想なのは、昇竜拳コマンドの、レバー部分を仕込んでからガードを入力、ユン側の雷撃蹴を確認したら、Ｐボタンを押す、という方法。
古典的な方法なのだが、入力が難しい。
そこで、ガードやブロッキングも考えていこう。ただし、これも万能ではない。�△料�択肢があるからだ。
ブロッキングが成功したら、欲張らずに立ち強Ｐで叩き落そう。そしてふっとんだ後の着地を攻めよう。
では、ガードした後はどうするのか。
相手の主な選択肢は、
Ａ、連続技（ユンにとって実は難しい）あるいは連携を狙ってくる。
Ｂ、再び垂直ジャンプして雷撃蹴
の二つになるだろう。
Ａに対しては、徹底してガードで凌ぎたい。スキの少ないユンの通常技にＢＬを仕込んでも反撃はしにくい。
Ｅｘ昇竜は自信があれば狙っても良いが、バクチ性が高い。
相手が投げを試みてくる可能性がある。これに対してはしゃがみガードを入力しつつＧＤを仕込もう。
ところで、「投げ」自体の選択肢は避けたい。垂直ジャンプ（Ｂの選択肢）でかわされてしまう。
Ｂに対しては、叩き落すことが可能。出が速い立ち弱Ｐ あるいはダメージの高い強Ｐ を使う。
近弱Ｐで撃墜すれば、ＳＡ１で追い討ちも可能になる（近弱Ｐは条件が難しいが）
ただし、読まれれば当然ＢＬされる。ほどほどに。
�▲�ードさせずに着地して、Ｎ択をしかける
ユン側の狙いは、横に弱いリュウの昇竜拳を空振りさせる こと、および、ガード硬直を起こさせないことで投げを決めやすくする ことにある。
要は、ユン側のフェイント。
とはいえ、リュウ側もある程度はユンの着地地点を予測することが可能。
理想なのは立ち強Ｐで落とすことだが、起き上がりに狙われた場合には無理。
着地後の選択肢を読んで、ガードを入力しつつＧＤで凌ぐのが常套手段。
失敗して相手の技をくらっても、必要経費と割り切る心構えが大切。クイックスタンディングの用意。
距離を取ることを、まず第一に考えよう。
��めくり雷撃蹴をからめた、めくり二択
マジにややこしくて嫌らしい戦法。
まず注意しなければならないのは、めくり雷撃蹴にも２種類 あり、
Ａ、相手の後ろに降りる、普通のめくり と、
Ｂ、めくり判定のクセに、相手の目の前に着地する 極めて紛らわしいめくり雷撃蹴
がある。
特に注意しなければならないのは画面隅に追い込まれたとき。
Ａについては立ち弱Ｐからの連続技につながることも多い。きっちりガードを入れられるように。
Ｂについては、連続技にはならないが、ガード方向が前なのに、相手が目の前に着地 してしまう。
すかさず後ろ方向にガードを入れるように。
起き攻め
ユン側の主な起き攻めは雷撃蹴によるもの。この対策は前項を参照のこと。
他には、密着状態からしゃがみ弱Ｋｘ２ヒット確認絶招歩法 がいやらしい。
また、投げや→中Ｋ、ＢＬの仕込みなどがあるので注意。
リュウ側の起き攻めは相手の選択したＳＡによって多少変わる。
ＳＡ１やＳＡ２は無敵時間を考えると、起き攻めをしにくい。しかし、ＳＡ３に対してはＢＬ以外は警戒する必要がない。
いずれにしても、結局リュウのダメージソースは転ばして、起き攻めを行うかに依存することになるだろう。
対空
リュウ側の地上対空は雷撃蹴とほかの選択肢の二択を読む必要 がある。
だから一番望ましいのは、ユン側のジャンプに対して、こちらもジャンプ攻撃で落とすことになる。
しかし、これも雷撃蹴以外の選択肢との二択になるのは、前にも書いたとおり。
ただし、こちらの選択肢の方が、失敗してもダメージ面でリスクが少ない。
ユン側の対空はリュウよりも乏しい。しかし、立ち中Ｋを食らってしまうと、浮かされてからの空中コンボが痛い。
とくにＳＡ３はその後の追い討ちが痛すぎる。注意。
また、ＳＡ１を対空に使ってくる者もいる。こちらはＢＬである程度カンタンに凌げる。
スーパーアーツごとの特色
ＳＡ１ ユン版真昇竜。確かにダメージは大きい。しかし、コンボに組み込むと、ダメージが大きく落ち込む。また、単発では使いにくいことから、最近は使用者が少ない。起き攻めを行うときは警戒しよう。
ＳＡ２ 安定ダメージ思考。弱ＰスタートのTCに組み込むのが普通。相手の起き攻めに対するプレッシャーにもなる。
ＳＡ３ 強い人の大半がこれ。恐ろしいのは浮かされた後の空中コンボおよび、本体と残像による、上下二択攻撃。ＴＣをガードさせて、密着状態から発動されると地獄をみる。ガードでのは難しく、ＥＸ昇竜拳などで返し ていくか（ガードされたら地獄行き）、投げ（出の速い打撃技につぶされる）を使うか？
なるべく画面中央で戦うようにすれば、コンボ食らっても、ダメージを最小限に押さえられる。