コラム・真の漢になるために(加筆修正版)
真昇竜拳。
それは漢だけに許された最終兵器、
そして、浪漫溢れるスーパーアーツである。
この技を選択する者には義務が課せられるのではないか?
対戦相手、漢の前に立ちふさがる挑戦者達に、
『漢の生き様』を示すという義務が。
ヒット確認連続技から真昇竜を叩き込むのは、確かに強い。
リュウ使いが強くなるためには、一度は覚えねばならぬ道でもある。
しかし、確定状況から流れ作業的に叩き込むだけの真昇竜に、
真の漢の美学、そして生き様を示すことができようか?
漢は自分のためだけに戦っているのではない。
自分のために戦うと共に、
人間としての漢は、
己のまえに立ちふさがる苦難を前に、
強く、堂々と、
明日のために戦い、生きるべき姿を、
迷える人々に示し、
そして、彼らを導かねばならない。
流れ作業的に叩き込む真昇竜拳に、漢としての美学が如何程あろう。
漢の、強く生き、正々堂々と戦う、その生き様を、
人々に示すことができようか。
以下、対戦相手を、そして観客達を、
真の漢気に目覚めさせるような生き様、という観点からの、
真昇竜の使い方を検証しよう。
ぶっ放し、上等!!