基本操作 必殺技コマンド
説明
各キャラ固有に設定されていて、レバーを決められた方向に入力し、各ボタンを押すことでそれぞれ必殺技、またはSAを出すことができる。
ネット上ではそれぞれの方向を、PCのテンキーになぞらえて表示しているところが多い(下の図参照)。 なおテンキーの「5はN(ニュートラル)」を表す。
例 : 昇龍拳コマンド=623+ボタン、波動拳コマンド=236+ボタン、レバー1回転コマンド=6321478+ボタンなど
7 | 8 | 9 |
4 | 5 | 6 |
1 | 2 | 3 |
なおEX技ではないボタンを2つ以上押す必殺技やSAは、他の種類のボタンを押すと出すことができない。
例えば、ユンの虎撲子フェイントや豪鬼の前方阿修羅閃空などがこれに当たり、ユンの場合「PP+K」と押す事で同時押しと認識されないためフェイントにならず虎撲子が出て、豪鬼の前方阿修羅閃空は「PP+K」は豪昇龍拳に、「KK+P」は百鬼襲になる。
なお後方阿修羅閃空は他に重複するコマンド技が無いため、優先順位の高いボタンに空キャンセルがかかって発動する(小P+中P+中Kなら中P空キャン、PPP+大Kなら大P空キャン)。 またSAの金剛國裂斬も優先順位の高いボタンに空キャンセルがかかって発動する。
【コマンド入力の受付について】
レバーを入れたフレームを0フレームとして、コマンドの方向レバー入力とボタン押しは『236・214・63214・41236・タメ系』コマンドは一律10フレーム、『623系』コマンドは最初の「6→2」が6フレーム、残りの「2→3」「3→ボタン」は10フレーム目まで受付。 また以下の特性がある。
- コマンド入力の受付が開始された場合、10(623系は6)フレーム以内に次のコマンドを入れないといけない
- その間、再度同じ方向に入力しても受付時間は延びない
- コマンドが重複してる場合、後に入力した方向の技の受付が優先される(「214」と「3214」の場合、「3214」と入力したら「214」の技が優先)
- コマンド入力に失敗した(規定フレーム以内に次のコマンドを入力しなかった)場合、11または7フレーム目から再び同方向のコマンド入力受付を開始
- レバーを最後に上方向で入力するコマンドの場合、ジャンプモーションに移行するため10フレームより受付が短くなる。 受付時間はそれぞれジャンプ・ハイジャンプともにリンク先の表の空中までの移行フレームから1フレーム引いた数値になる(最後のフレームは入力を受け付けていない)(詳細)
- 「236236」SAコマンドの最初の「236」のコマンド部分は各10フレーム目までの受付だが、2回目の「2」の部分は14フレーム目まで受付ており、15フレーム目で失効する(次の「3」以降は10フレーム受付)
【コマンド入力の失効】
レバーを入れたフレームを0フレームとして、コマンドの方向入力の受付は11または『623系』コマンドは最初の6方向のみ7フレーム目で失効する。 また一番最初に入力した方向の技から受付時間が消費されていき、順番に失効していく。
例として「214」と「3214」の入力技があった場合、「3214」と入力したら「3214」の技から消費されていき、「232」と入力した場合、「214」の技から消費していく。
また「232」と入力した場合、11フレーム目以降に「14」と入力することで「214」の技を出さずに「3214」の技を出すことができる。 なお最初の「2」入力後、次の入力である「32」入力を遅くすればするほど(ただし最大10フレームまで)次の「14」入力の受付時間が伸びる。
例 : 最初の「2」入力後、5フレーム待って「32」入力だと11フレーム目に「2」入力の受付失効後、「14」入力するのに5フレームの受付時間ができる
【コマンド入力の封印】
レバーを入れたフレームを0フレームとして、コマンドの方向レバー入力は各10フレーム目まで受け付けているが、10フレーム目に同じ方向に再入力した場合(『623系』コマンドは最初のみ6フレーム目まで受付のため6フレーム目)、その方向スタートのコマンド入力を受け付けない特性がある。
例 : 「2」を入力
- 1~9フレーム目までに再度「2」を入れて「36+P」入力で波動拳が出る
- 10フレーム目に再度「2」を入れてから「36+P」入力しても波動拳はでない
- ただし「2」スタートの波動拳は受け付けないが、10フレーム目に「6」を入れての昇龍拳は入力可能
【回転コマンドのタイマー】
アレックスのハイパーボム、ヒューゴーのムーンやギガスといったレバー回転技は、レバーを素早く一回転させれば必ず技が出るという訳ではない。
失敗してしまう理由として、レバー回転技用のタイマーが、常に「32から0への減少(1フレームごとに1づつ減少)」という循環を繰り返しており、このタイマーが「0」になるまでに一回転コマンドを完了させなければならないため。 またタイマーが「0」になると、それまでのレバー入力が全て無効になってしまう。
ちなみに、タイマーは各技ごとに独立しており、ヒューゴーの場合、ムーン用、ミート用、ギガス用と3つのタイマーを持っている。
基本的に、プレイヤーは現在のタイマーの値について画面上の情報から知ることはできないため、運悪くタイマーの値が「2」の時に一回転の入力を始めると確実に失敗してしまうし、逆に運良く「32」から始めると、入力が多少ゆっくりでも技は出てくれる。
◆成功させる為の方法◆
確実ではないが、以下の方法をとることで失敗する確立を下げることが可能
- 出来るだけ速くレバーを回す
入力が速ければ速いほど、入力中にタイマーが「0」になる確率が減る。ただしコマコンで最速入力をしたとしても約1/8の確率で失敗してしまう。 - 一回転より多めに回す
コマンド入力中にタイマーが「0」になる事を見越して、多めに回転させておく。少なくとも3/4回転分多く入力すれば必ず技が出る事になるが、最初の一回転の時点でコマンドが完成する場合があるため、残り3/4回転とボタン入力は「10フレーム」以内に行う必要があり、難易度は高い。また、何もしていない状態から一回転技を出そうとした場合、立ちギガスと同等の速さで入力を行う必要がある。 - 回転タイマーをリセットする
以下の状態になった時、タイマーがリセットされる。意図的にこの状態を作ることで「30フレーム」前後の入力時間を確保することが可能。
なおカッコ内の数字は、リセットされた時に得られる入力フレーム数。
・タイマーが「0」になった (32)
・一回転技、またはギガスの一回転目のレバー入力が完成した (31)
・ギガスの二回転目のレバー入力が完成した (31)
・一回転技、またはギガスのボタン入力が完成した (31)
・SAが出せる状態でSAコマンドが完成した (31)
・ブロッキングをした (31)
・ラウンドが切り替わった (31)
【必殺技(SA)コマンドの簡略化】
インストカードに記載されてる昇龍拳コマンドは「623」だが、「2323」と入力しても昇龍拳は出る。 このように、コマンドはインストカードに書いてある正確なコマンドを入力しなくとも出るものもある。
また一般的なSAコマンドは「236236」だが、「23623」で出す事が可能。 またレバー回転系のコマンドはきっちり1回転しなくても3/4回転で出せる。 コマンドも「6321478」だけではなく、同じ方向を除き4方向はどの順番に入力しても出す事ができる。例として「6428」や「8246」と上下左右がきっちり入っていれば順番はどこから入れても出すが可能。 これは2回転技のギガスブリーカーにも言えることで、1回転半で出す事ができる。
なお「41236(63214)」コマンドは「1236(3214)」か、「4→レバー下要素→6(6→レバー下要素→4)」の2パターンのどちらかに簡略化できる。 下要素は「1・2・3」のどこに入っていてもOK。 ただしリュウの上段足刀蹴りだけは特殊で上記のコマンドでは簡略化できないが、「4123K」でなら簡略化ができる。
詳しくは下記の表を参照。
【41236(63214)コマンドの簡略化表】
キャラ名 | 1236(3214)で簡略可能な技 |
---|---|
春麗 | 気功拳、覇山蹴 |
まこと | 唐草 |
Q | 捕獲(仮) |
ネクロ | トルネイドフック、スネークファング、ジャーマンスープレックス |
豪鬼 | 灼熱波動拳 |
キャラ名 | 4→レバー下要素→6(6→レバー下要素→4)で簡略可能な技 |
---|---|
アレックス | パワーボム |
ユン、ヤン | 前方転身 |
エレナ | ライノホーン、マレットスマッシュ |
いぶき | 雷打 |
オロ | 仁王力 |
ダッドリー | クロスカウンター、ショートスイングブロー、マシンガンブロー、ダッキング |
ヒューゴー | ウルトラスルー |
ショーン | ショーンタックル |
ギル | ムーンサルトニードロップ |